ご挨拶 |
ようこそ、骨の世界にお越しくださいましてありがとうございます。
骨は小宇宙です。広くて深く、なぞの多い神秘的な世界です。
骨が少しわかってくると、もっともっと知りたいと思うようになるでしょう。
私たちは、今まで骨をみたことがない方にも、わかりやすく丁寧にそして理解していただけるまで親切にお話しすることを何よりもモットーとしています。
私は骨を見始めてからもう30年の月日がたちますが、今でも顕微鏡をのぞくたびに、新鮮な出会いと新しい発見がありわくわくします。
私たちは、依頼のあった試験をただ解析するだけでなく、これまでの経験を生かして、骨組織に特徴的な所見があればご報告するなど、いつも誠心誠意、全力投球して、骨から発せられるサインを見逃さないようにしています。
みなさまとメールのやり取りをしていく中で、私たちのこの分野にかける熱い思いがきっと感じていただけると思います。どうぞ気軽にメールをお寄せください。
私たちは、一サンプル一サンプルをとても大切に、標本作製・形態計測していくので、あまりたくさんはできませんが、きっと伊藤にお願いしてよかったと感じていただけると思います。
骨形態計測とは、ズバリ骨の形態を計測することで、骨の本質を探る一つの方法です。
骨は古い部分と新しい部分とがあります。古い部分は吸収されて新しく作りかえられます。そのおかげで私たちは、いつも強い骨でいられます。
さて、古くなった部分を吸収するのは、破骨細胞の役目です。一方、破骨細胞が古い骨を削ったあとには、今度は、骨芽細胞が新しい骨を作ってその穴埋めをしていきます。
この破骨細胞が働きすぎると骨が少なくなり、骨粗鬆症になります。また破骨細胞の働きより骨を作る骨芽細胞の働きが多くあれば、骨は増えます。骨形態計測ではこのバランスを一目瞭然に数値で表すことができます。
骨形態計測は、これだけでなく、骨の石灰化の程度や、骨の中にある骨細胞の形態、層板骨と線維状骨の割合など、非常にたくさんの項目があります。ぜひ一度、研修にお越しいただき、私といっしょに顕微鏡をのぞいて、骨の世界にふれてみませんか?
伊藤明美 経歴 |
1984年新潟大学整形外科学教室に研究助手として入局。非脱灰骨標本作製と骨形態計測を学ぶ。1997年Sun Valley Workshop on Hard Tissue Biologyにて国際骨形態計測研修コースを修了、1998年新潟大学医学部整形外科学教室同窓会から功労賞を受賞、1999年新潟骨の科学研究所主任、全国および海外から依頼の骨を計測する。2006年独立。
研究所案内 |
社名
株式会社 伊藤骨形態計測研究所
設立
2006年8月
代表者
伊藤 明美
所在地
〒956-0802
新潟県新潟市秋葉区七日町1824番地
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TEL,FAX:0250-23-4547定休日
完全週休二日(土・日)、祝日
夏期休暇 (8/11 ~ 8/16)
年末年始休暇 (12/30 ~ 1/3)
加入学会 他 |
■ 日本骨形態計測学会
■ 日本骨代謝学会
■ 日本腎性骨症研究会
■ Bone Club